卒業生実績
レコールバンタンは夢を現実にした卒業生が数多くいます。本サイトでは、一部の卒業生を紹介します。
その他の卒業生実績
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井上 由里子
パンと焼き菓子 Lis
素材にこだわった優しいパンを地元の皆さんに食べてほしい。
歯科衛生士をしながら趣味で色々な教室に通っていましたが、小さいお店を持ちたいという気持ちが強くなり、自宅兼店舗を建てて開業しました。北海道が大好きで、粉は全て北海道産のものを使っています。バターも牛乳も北海道産のみ。仕入れ業者さんからは材料費のかけすぎを心配されてます(笑)個人店ならではのお客様へのきめ細かい対応、コミュニケーションをしっかりとる事などを意識しています。パンも焼き菓子も自分で一から作ったものなので、「おいしかったよ」とおっしゃっていただけると嬉しいですね。
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上垣 佑
Le BRESSO
会社員からベーカリーカフェのオーナーへ転身しました。レコールバンタンの授業では、できるだけ多くのことを自分のこととして積極的に捉え考えたことが、今、財産になっています。現在大阪に2店舗と合わせて全国で10店舗展開していますが、将来的には海外にも目を向けていきたいです。
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志水 康治
mukava coffee
そこは毎日ドラマがあるお店。人と人とを繋ぐ、まちのコミュニティ
実は私は昨年まで、営業職で世界各国を飛び回る仕事をしていました。その中で楽しみとなっていたのが、カフェ巡りです。外国のカフェは、いろんな世代の人がコーヒーをすすっていたり、朝からお酒を提供しているお店があったり、子どもからお年寄りまでが気軽に立ち寄れたりと、型に囚われない自由な雰囲気が漂っていました。そしていつしか私も、「いろんな人が集うコミュニティのようなカフェができたら…」と思うようになったんです。年齢的にも節目を迎えたタイミングで、レコールバンタンに入学。包丁の握り方から、1年間みっちり勉強しました。クラスには10代から60代までいろんな年代の方がいましたが、授業の最初に講師の方が「みんな同じ道を志す仲間だから、連絡先を交換してコミュニケーションを取りましょう」と言ってくれたおかげで、かけがえのない友情を築くことができました。卒業した今でも、仲間の一人が開業したと聞けばみんなでそのお店を訪れたり、仕事の相談をしあったりしています。また、学校で使ったテキストやノートもよく見返しています。そのたびに、いつの間にか自己流でやりすぎていたことに気付かされ、初心に立ち返ることができます。基本ができていなければ応用なんて元も子もないですから、アレンジしたいときは必ずノートで基礎を復習した上でやるようにしています。開業準備の際には、講師の方が店舗の設計からメニューの組み立てまで、たくさんサポートしてくださいました。特に苦戦したのはメニュー決め。「メロンソーダは出すのか出さないのか」、「クリームはつけるのかつけないか」など、本当に細かいところまで相談に乗ってくださり、「迷っているものはお客様と向き合う中で決めていけばいい」という助言をいただきました。今でもわからないことがあるとよく電話しちゃいます(笑)。そのたびに嫌な顔ひとつせず相談に乗ってくれたり、知り合いの専門家の方を紹介してくれたりするので、改めてこの学校を選んで本当に良かったです。店名の「mukava」とは、フィンランド語で「心地よい」という意味があります。私がこの店を営む上で大切にしているのは、お客様はもちろん、一緒に働くスタッフや宅配に来てくれる方など、関わってくれるすべての人にとって心地よい場所であるかどうか。今では、小学校4年生の女の子が学校終わりにおめかしして一人で来てくれたり、96歳の素敵な女性が杖をついて訪ねてくれたり、外国のお客様が来てくれたりと、老若男女、国籍問わずいろんな方が出入りしてくれるお店になりました。私を介してお客様同士で繋がりができることも。店に立っていると、1日として同じ日はなく、毎日いろんなドラマがあるんです。店や私をきっかけに、新たな出会いや喜びが生まれる、それがこの仕事の醍醐味ですね。