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【東京校授業スナップ】開業&副業プランニングコース 初回授業レポート
2018年05月20日(日)
先日開講された開業・副業プランニングの授業の様子をレポートします。
初日となる今回は、西麻布のフレンチレストランMargotto e Baciare(マルゴット・エ・バッチャーレ)の
加山賢太シェフをお招きしての講義が実施されました。
▲加山賢太シェフ(Margotto e Baciare店舗にて)
今回の講義にあたり、加山シェフに事前インタビューをさせていただきました。
Q.飲食業界で働く面白さ・やりがいとは?
―世界中のVIPや憧れのアーティスト、ときには総理大臣——。料理を通して出逢う人との繋がりは、
かけがえのない宝物です。
たくさんのお客さまの笑顔や喜びをダイレクトに感じられることは、僕にとって大きなやりがいです。
Q.飲食業界で生きていくために必要なこととは?
―当たり前のことですが、料理を愛し、素直に向き合い、お客さまを大切する。
何事にも愛を持って実直に取り組むことでしょうか。
そして、常にベストな料理を提供するためには“忍耐”と“体力”が必要だと考えます。
Q.仕事をする上で大切にしている信念・モットーを、店舗の紹介も兼ねて教えて下さい。
―マルゴット・エ・バッチャーレは“日本一の兄弟シェフがいる店”として、
世界最高峰のトリュフと旬の食材のマリアージュが楽しめるレストランです。
「料理人ってかっこいい!」と、子供たちに夢を与えていきたいです。
▲厨房にて(加山シェフと弟さん)
Q.バンタンで、独立・開業を目指してこれから学ぶ学生に伝えたいメッセージをお願いします。
―洋食店を営む父親の背中を見て育ち「将来は料理人になる!」と決めて25年。
修業時代に苦しんだ経験談や、料理人に大切なスピリットなどお伝えできればと思います。
5年・10年これから先のことを見据えながら、
まずは目の前にあることに一生懸命向き合ってください。
そんな熱い意気込みを語ってくださった加山シェフを講師に招き、
副業・開業プランニングの授業当日です。
▲加山賢太講師
授業ではまずご自身のお店の運営ポイントに教えていただきました。
ショップツールとして、クチビル型のお店の名刺を使用しているのですが、
写真映えするとのことで女性に人気があるそうです。
InstagramやfacebookといったSNSへ投稿するきっかけをつくり、
お客様から情報を拡散していただくことでお店の話題性にも繋がるとのこと。
西麻布というお洒落な街とマッチしたショップツールですね。
その他にも加山講師は日頃から気をつけていることがあるとのこと。
飲食業界だけではなく異業種の方々と幅広くコミュニケーションを取ることを大切にされているそうです。
様々な業界の方と価値観の共有をし、広い視野を持つことで、
新しいメニューなどのヒントを見つけていくことができるのだそうです。
お店の人気メニュー「キャビア最中」もそのような交流の中で生まれたとのこと。
講義後半は、受講生の方同士でグループディスカッションを実施。
テーマは「店舗を経営するにあたって活かせる自分の強み」について。
お店のコンセプトや出店する地域を考慮し、実際に自分で開業する際にどうしよう?と、
加山講師から教えて頂いた内容を踏まえて各グループで活発に意見交換が行われました。
▲グループディスカッション中の様子
最後にディスカッションで出た話題を各グループ代表1名ずつ発表しました。
どのような店舗を経営したいのか皆さん耳を傾けていました。
アイデアを共有することで良い刺激やヒントを得られたのではないでしょうか。
加山講師から具体的な店舗経営のポイントを直接教えて頂き、
開業に向けてのイメージがさらに深まった回となりました。
今後の講義では、開業に欠かせないフードビジネスの知識をさらに学んでいきます。
今回深めていったお店の構想をこれから実現できるといいですね!
講義初日、お疲れさまでした!
【講師プロフィール】
加山賢太さん
18歳で料理の道を志し「モナリザ」「リューズ」「ラトリエ・ドゥ・ジュエル・ロブション」「カンテサンス」等のフランス料理店に加え、日本料理「元麻布かんだ」などで修行。多様な経歴を経て「マルゴット・エ・バッチャーレ」のシェフに就任。
Margotto e Baciare (http://margotto.jp/)
さらに詳しいスクールの特長はパンフレットに
記載しています。お気軽にお問い合わせください。