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【東京校イベントレポート】『女性経営者による「自分サイズ」のお店の開き方』特別イベントレポート
2018年05月13日(日)
本日の特別イベントは「メゾンブルトンヌ」 http://maisonbretonne-galette.com/
主幹・シェフの吉田モルル英子さんを招いて、開業セミナーを行いました。
吉田講師は一児の母でありながら、「メゾンブルトンヌ」は子育てと両立しながら開業準備を進めたということで、当日は女性の参加者が多く見受けられました。
まずは、ご自身のお店の運営ポイントを教えて頂きました。
商品開発は『ブルターニュから外れることはしない!』というルールを守っているそうです。
ブルターニュとはフランスの北西部に位置する地域で、小麦のかわりにそばが主食として有名です。
「メゾンブルトンヌ」はそば粉のクレープ「ガレット」をメインにしたお店で、
ブルターニュの文化や歴史を感じられるメニューのみを提供したいという思いから、
例えば、「いきなりスペイン料理であるアヒージョを提供することはしない」など
コンセプトから外れるようなことはしないと徹底しています。
日本ではあまり見かけないメニューもいただけるようで、
ブルターニュ料理への強いこだわりを感じますね!
皆さん「キッグ・ア・ファルス」という料理はご存知ですか?
ブルターニュ地方のポトフのようなもので、日本のすいとんに似た、そば粉を一緒に煮込む料理だそうです。
どんなお味なのか気になりますね!
他にも、集客アップの方法、広告について・SNSの使い分、店舗以外で収益をつくる方法
等を教えて頂きました。
▲講義の様子
続いて、皆さんからの質問やこれからお店を開く方へのアドバイスを頂きました。
ご家庭やお仕事をお持ちのご参加者様が多かった為、
開業の時期等や、開業準備についてのご質問が多く寄せられました。
お子様がいらっしゃる方は特にいつ開業するべきか、悩みますよね。
吉田講師は、子供が何歳になったからできるではなく、やるべきときにやる。
「ここじゃないとできない」と自分で決めないほうが良い。と考えているそうです。
実際、育児休暇中の時間を使って物件探しのために、何物件も足を運んでいたそうです。
また、いきなりはじめることが一番のリスク。
しっかりとコンセプトを見て事業計画、資金計画、を他の人に見てもらってください。
第三者に見てもらうことで、自分では気づけない点に気づくことが出来、リスク回避にも繋がるそうです。
お子様がいらっしゃる皆さんも「自分サイズ」のお店の開業までの貴重なお話を伺い、
良い刺激になったのではないでしょうか。皆さんもそれぞれの夢に向けて一歩ずつ進めていけると良いですね!
本日はお疲れ様でした。
【講師プロフィール】
吉田モルル英子さん
渋谷区笹塚「メゾンブルトンヌ」主幹・シェフ
女子栄養大学を中退、ベルギー・ブリュッセルの王立調理師学校にて調理を学ぶ。
帰国後は神楽坂のフレンチビストロに就職。
2001年渡仏。ブルターニュ地方やドルドーニュ地方のシャトーレストランにて修行
帰国後、銀座のフレンチレストラン、表参道のガレット専門店で経験を深める。
2008年に渋谷区笹塚に「メゾンブルトンヌ・ガレット屋」を開店。
2010年からガレット専門のコンサルタント事業「ガレット塾」を展開。
50件以上を指導、30件程度の開店、導入を実現。
2014年日本ソムリエ協会認定「ソムリエ」資格取得。
お酒とおいしいものと人との関わりが好きな、一児の母。
さらに詳しいスクールの特長はパンフレットに
記載しています。お気軽にお問い合わせください。