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【東京校授業スナップ】~入学前授業・紅茶の飲み比べ&淹れ方講座~
2018年03月20日(火)
この春から入学予定者の「入学前授業」の様子をお届けします。
▲Mitsu Tea HPより
本日は、講師はセイロン紅茶専門店 Mitsu Taea(http://mitsutea.com/)から
鈴木 綾子講師をお招きして紅茶の飲み比べ&淹れ方講座です。
▲鈴木 綾子 講師
まずは、紅茶の基礎知識から。
スタンダードな道具や、淹れる際の「ゴールデンルール」を教えていただきました。
ゴールデンルールとは、茶葉がもともと持っている風味や香りを最大限に引き出すためにイギリスで生まれたルールだそうです。
【ゴールデンルール】
1良質の茶葉を使う
2ティーポットを温める
3茶葉の量を計る
4新鮮な水道水を使い、沸騰したお湯でいれる
5茶葉を蒸らす
ミネラルウォーターより水道水を使った方が良いだなんて、少し意外ですね!
水道水の方が水中に酸素が多く含まれているので茶葉を良く開かせます。
お湯を沸かすときも強火がポイントで、そうしないと水中の酸素が逃げてしまいます。
「知らなかった!」という声も多く、新発見のポイントになりましたね。
それでは、さっそく実践してみます。
今日はディンブラという茶葉を使用しました。
ディンブラはアッサムやダージリンと同じくらいメジャーな紅茶だそうで、インスタントなど皆さんが普段飲んでいるものも実はディンブラである可能性も高いとのこと。
▲鈴木講師のレクチャーの様子
鈴木講師のお手本を見てから、皆さんチャレンジです。
▲受講生の実践の様子
淹れた紅茶を皆さんでシェアしあうと「同じ茶葉なのにまったく味が違いますね!」と、やはり淹れ方によっても味や風味が異なることを体感いただきました。
続きまして茶葉の飲み比べ。
今回はダージリン・アッサム・ウバ・ディンブラ・ルフナの5種類をそれぞれテイスティングしてみました。
▲様々な茶葉
紅茶の産地としてはインド・スリランカ・ケニアが有名で、意外ですがブラジル・ペルー・トルコでも栽培されています。中でもケニアは輸出量1位だそうです。ちなみに消費国としては中東やロシアなどが上位国。
さて、飲み比べてみていかがだったのでしょうか?
▲飲み比べ中の様子
今回はストレートでのテイスティングだったため、アッサムやウバなどミルクティーとして飲まれることの多い茶葉はやや癖も強く飲みにくかったという意見が多いようでした。
茶葉によっても淹れ方・飲み方に相性がありますし、一緒に添える菓子など食べ物との組み合わせを考える「フードペアリング」も含めてご提案ができるとさらにワンランク上の提供ができますね。
ご家庭でも簡単に淹れられる紅茶ですが、
こんなにも多くのポイントやコツがあるなんで奥が深いですね!
ぜひ今後に活かしていただければと思います。
皆さんお疲れ様でした!
さらに詳しいスクールの特長はパンフレットに
記載しています。お気軽にお問い合わせください。