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【東京校イベントレポート】~OBSCURA COFFEE ROASTERS柴佳範氏によるコーヒー飲み比べ&ドリップ体験~
2018年03月10日(土)
本日の1日体験イベントは、焙煎家 柴佳範氏を招いてのコーヒー飲み比べ体験をおこないました。
柴さんは三軒茶屋を中心に複数店舗を展開するコーヒーブランド「OBSCURA COFFEE ROASTERS」の代表を務め、焙煎したコーヒー豆の卸や一般販売、カフェのプロデュース、バリスタのトレーニングなど幅広い事業でご家庭やお店などあらゆるシーンでの「コーヒーのある生活」を提案し続けています。
さっそく、まずはコーヒー飲み比べということで、参加者の皆様にはいくつかの種類のコーヒーを銘柄がわからない状態で試飲をしてもらいました。
飲み比べたのはこちらの5種類。
A コンビニコーヒー
B オブスキュラ スペシャリティコーヒー
C インスタントコーヒー
D 缶コーヒー
E ロブスタコーヒー
「少し酸味があってさっぱりしている!」
「これは少し苦いかも!」
「いつも飲んでいる馴染みの味!これはインスタントかな?」
「どれもそれぞれ味に違いがあるけど美味しい!」
「段々どれがどれかわからなくなってきた!」などなど、
皆さんそれぞれのコーヒーの特徴を感じていただいたようですね。
一杯のコーヒーができるまでに、
豆のセレクト~焙煎~挽き~抽出と、実はとてもたくさんの工程や種類があります。
配布プリントを見ながら、本日はその中で豆の種類について柴さんから講義をしていただきました。
世界で最も多くコーヒー豆を生産しているのはブラジルで、世界中の30%を占めています。
ちなみに2位はベトナム。
全世界でコーヒー豆は数百種類といわれ、品種×産地が違うことで様々な風味の豆が生産されています。
主に赤道近くで多く収穫されるコーヒー豆ですが、山の標高が高い場所でとれたコーヒー豆と低い場所でとれたコーヒー豆では豆の硬さも異なり、寒暖差による出来も変わってきます。
「標高が高いと朝晩の寒暖差が激しく、美味しい豆に育ちます」と柴さん。
「へ~そうなんだ!知らなかった!」と参加者の皆さんもコーヒー豆の奥深さに引き込まれている様子。
また本日おこなっている飲み比べ、テイスティングのことを実はコーヒーの世界では「カッピング」といい
良い豆かどうかが以下の8つの品評項目によって評価されています。
※本来は、同じ条件下で抽出したコーヒーの評価に使う。
1 Clean Cup(カップの綺麗さ)
2 Sweetness(甘さ)
3 Acidity(酸味)
4 Mouthfeel(口当たり)
5 Flavor(フレーバー)
6 After Taste(後味)
7 Balance(バランス)
8 Overall(総合評価)
この飲み比べ(カッピング)では、周囲との共感・すり合わせがとても大切です。
自分にしかわからない表現ではなく、より多くの人が共通認識できるような味の表現を覚えることで、
将来自分でコーヒーショップを開く際にも世の中にも訴求しやすくなりますね。
さらに本日は皆さんにハンドドリップも体験していただきました。
はじめに柴さんのお手本をみてから、豆の計量・挽き方、抽出をそれぞれ2人1組でおこないました。
淹れ方によっても、柴さんの淹れたコーヒーと自分たちで淹れたコーヒーでは味が変化したり、1秒・1mlという繊細な違いでこんなに変化がでるのか!と皆さん驚いていました。
皆さん本日はお疲れ様でした!
知れば知るほど奥が深いのがコーヒーの世界。
これを機会にしっかり学んでみたい!という声もあがり、皆さん本日は楽しんでいただけたようです。
バンタンでは将来自分のカフェを開きたいという方に向けて、焙煎スキル・バリスタスキルなど様々なコースをご用意しています。
ご興味のある方はまずはお気軽にガイダンスへご参加ください。
■OBSCURA COFFEE ROASTERS■
Instagram https://www.instagram.com/obscuracoffeeroasters/
さらに詳しいスクールの特長はパンフレットに
記載しています。お気軽にお問い合わせください。